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キュアジェットで失敗・後悔したと感じる理由
キュアジェットで失敗・後悔したと感じる理由
美肌治療
近年、ニキビ跡のクレーターや開いた毛穴、肌質の根本改善を目指せる治療として、キュアジェットが注目されています。
キュアジェットは、針を使わずに高圧ジェットで薬剤を肌の奥へ届ける治療です。そのため、従来の治療で満足できなかった方にとっても、選択肢のひとつになっています。しかし、SNSや口コミでは、次のような声を見かけることもあります。
「高いお金を払ったのに効果がなかった」「1回受けたけれど毛穴もクレーターも変わっていない」「即効性がなく、やらなきゃよかったと感じた」このように感じる背景には、キュアジェットそのものの失敗ではなく、効果が出る仕組みや期間への誤解があるケースも少なくありません。
キュアジェットは、施術直後に劇的な変化を出す治療ではありません。肌の奥に刺激を与え、時間をかけてコラーゲン生成を促す治療です。そのため、正しい仕組みを知らないまま受けると、効果が出る前に失敗と感じてしまう可能性があります。
この記事では、キュアジェットで失敗・後悔したと感じる理由と、後悔しないために知っておきたいポイントを解説します。
目次
キュアジェットで失敗と感じる理由
キュアジェットで後悔したと感じる理由の多くは、効果の実感速度に対する期待値のズレです。美容医療では、施術を受けるとすぐに肌が変わるイメージを持つ方もいます。しかし、キュアジェットは即効性よりも、肌の再生力を引き出すことを目的とした治療です。
キュアジェットの仕組み
キュアジェットは、高圧ジェットを使用して薬剤を皮膚の狙った層へ届ける機器です。主に、次の2つの作用が期待できます。
- 針を使わずに薬剤を届ける作用
- ジェット圧によるサブシジョン効果
ニードルフリーで薬剤を注入できるため、肌への余計なダメージを抑えながら、薬剤を届けることができます。
また、ニキビ跡のクレーター部分では、硬くなった線維組織が皮膚を下に引っ張っていることがあります。キュアジェットのジェット圧は、この線維組織にアプローチし、凹みの改善を目指します。
マイクロサブシジョンとは
針によるサブシジョン
固くなってしまった皮下の組織を、針を使って切断・剥離しほぐすことによって、クレーターの陥没した部分を上に持ち上げます。皮膚の表面から深層にかけてはたらきかけることにより、組織が再生する過程で新しい組織が構築され、凹みが浅く滑らかな肌になっていくことが期待されます。
CUREjetによるマイクロサブシジョン
これに対し、CUREjetを使用したマイクロサブシジョン治療は、針ではなくエアジェット(空気圧)によって表皮基底層~真皮乳頭層~真皮深層にかけて存在する線維化した組織を、低侵襲且つ均一に切断することが可能です。針によるサブシジョンと比較すると、痛みとダウンタイムの軽減が見込める画期的な治療(次世代サブシジョン)です。
エアジェットによるドラッグデリバリー
CUREjetはエアジェットで「ドラッグデリバリー」を行うことが可能です。
エアジェットで噴射することにより、フィラー注入(注射器を用いて皮膚の一定の深さに注射)と比較して、ごく少量の製剤を、お肌の深い部分へ広範囲に届けられます。また、製剤とエアジェットの刺激によるコラーゲンのリモデリングが期待できます。
お肌に適した薬剤を使用することで、様々な肌の悩みを改善できます。
施術直後に効果が見えにくい理由
キュアジェットは、肌を削る治療ではありません。肌の奥に微細な刺激を与え、創傷治癒の働きを利用してコラーゲン生成を促す治療です。刺激を受けた肌では、線維芽細胞が活性化し、少しずつ新しい組織が作られていきます。そのため、効果の実感には時間がかかります。目安としては、次のような経過です。
- 施術直後から1週間:赤みや腫れが出る時期
- 2週間から1ヶ月:肌の内部でコラーゲン生成が進む時期
- 1ヶ月以降:ハリ感や凹凸のなめらかさを感じ始める時期
つまり、施術後1週間や2週間で効果がないと判断するのは、少し早い可能性があります。
薬剤の特性によるタイムラグ
キュアジェットで効果の実感に時間がかかる理由には、使用する薬剤の特性も関係しています。ヒアルロン酸注入のように、その場でボリュームを出す治療とは異なり、キュアジェットで使用される薬剤は、肌そのものの再生を促す目的で使われることが多いです。
【主な薬剤の特徴】ジュベルック・成分:PDLLA+非架橋ヒアルロン酸・コラーゲン生成を促し、毛穴やニキビ跡にアプローチ
レニスナ(ジュベルックボリューム)
・成分:PDLLA+非架橋ヒアルロン酸
・コラーゲン生成を促し、深いシワや重症ニキビ跡にアプローチ
リジュラン・成分:PN・肌の自己回復力を高め、肌質改善を目指す
これらの薬剤は、注入した瞬間に肌を大きく変えるものではありません。肌の細胞に働きかけ、自分自身の力でコラーゲンを作ることを促します。そのため、効果はじわじわと現れます。
効果は忘れた頃に感じることもある
ジュベルックなどの薬剤は、数週間から数ヶ月かけて肌の奥で働きます。そのため、効果の出方はとても自然です。ある日突然クレーターが消えるというよりも、
- 最近メイクの毛穴落ちが気になりにくい
- 洗顔後の肌触りがなめらかになった
- 肌にハリが出てきた
というように、少しずつ変化を感じるケースが多いです。このタイムラグを知らないと、効果が出る前に失敗と感じてしまう可能性があります。
キュアジェットで後悔しないためのポイント
キュアジェットで後悔しないためには、治療前に正しい期待値を持つことが大切です。ここでは、特に意識したい3つのポイントを紹介します。
1回で完結する治療ではないと理解する
キュアジェットは、1回の施術でも肌の奥で変化が始まります。しかし、深いニキビ跡や長年の毛穴開きを1回で完全に改善することは難しいです。一般的には、複数回の施術を重ねることで、少しずつ肌の土台を整えていきます。目安としては、3回から5回程度を、1ヶ月から1ヶ月半ほどの間隔で行うことが多いです。一度で大きな変化を求めるのではなく、肌を育てる治療として考えることが大切です。
変化はじわじわ出るものと考える
キュアジェットは、即効性よりも自然な変化を目指す治療です。そのため、施術後すぐに大きな変化がなくても、失敗とは限りません。肌の内部では、薬剤や刺激によってコラーゲン生成が進んでいます。焦らずに経過を見ることが重要です。また、変化がゆるやかだからこそ、周囲に気づかれにくいというメリットもあります。自然に肌質を整えたい方には、向いている治療といえます。
カウンセリングで期待値をすり合わせる
後悔を防ぐためには、事前のカウンセリングがとても大切です。自分の肌悩みや目指すゴールを、医師や看護師にしっかり伝えましょう。カウンセリングでは、次のような質問をしておくと安心です。
- 自分のニキビ跡には何回くらい必要か
- 1回目の施術後はどの程度の変化が見込めるか
- 自分の肌にはどの薬剤が合っているか
- ダウンタイムはどのくらい出そうか
治療前に現実的なゴールを共有しておくことで、施術後のギャップを防ぎやすくなります。
キュアジェットについてのよくある質問
どの程度の痛みですか。
個人差はありますが、針を使わないため「パチンと弾かれるような感覚」程度です。
当院では、通常の麻酔クリームに加え、より痛みの軽減が期待できる強力な麻酔クリームもご用意しております。
1回でも効果を実感できますか。
肌質の改善、小さな毛穴は1回でも効果を感じる方が多いです。
広がった毛穴やニキビ跡は多くの場合複数回の治療が必要です。
どれくらいの頻度で受けるのが効果的ですか。
まずは1ヶ月おきに3~5回の施術をおすすめしております。
経過を見ながら、薬剤の見直しや治療継続、他の治療なども検討するのが良いでしょう。
まとめ
キュアジェットで失敗した、効果がなかったと感じる背景には、即効性を期待しすぎてしまうことがあります。キュアジェットは、施術直後に劇的な変化を出す治療ではありません。高圧ジェットによる薬剤注入とサブシジョン効果により、肌の再生力を引き出す治療です。そのため、効果は時間をかけて少しずつ現れます。キュアジェットで後悔しないためには、
- 1回で完結する治療ではない
- 効果はじわじわ現れる
- 複数回の治療で肌を育てる
- 事前に期待値をすり合わせる
という点を理解しておくことが大切です。正しい知識を持って受ければ、キュアジェットはニキビ跡や毛穴、肌質改善を目指す方にとって、心強い選択肢になります。焦らずじっくり、自分の肌に合った治療計画を立てていきましょう。
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記事監修
レナータクリニック 統括院長
館山 大輝先生

