COLUMN DETAIL

ポテンツァと水光注射の違いは?効果やダウンタイム、アフターケアについて解説

ポテンツァと水光注射の違いは?効果やダウンタイム、アフターケアについて解説

2024.10.05

美肌治療

レナータクリニックのポテンツァ

美容成分配合の薬剤をお肌に入れられることで、以前より人気が高かった水光注射。韓国の美容医療の最前線で、現在最も注目を集めている治療法の一つが「ポテンツァ(POTENZA)」です。これは水光注射と同様、お肌に薬剤を注入できる治療法であり、微細な針を使って薬剤を注入し、美容効果が期待できます。

しかし、「効果が同じなら水光注射で十分では?」「1回の施術で効果にどれくらいの違いがあるの?」と疑問に思う方も多いでしょう。結論から言うと、どちらも美肌に特化した治療ではありますが、ポテンツァは水光注射よりも幅広いお肌悩みにアプローチでき、より高い効果が期待できます。

この記事では、ポテンツァと水光注射の違い、さらにそれぞれの効果やダウンタイム、アフターケアについて詳しく解説していきます。

記事監修医師プロフィール

今回解説するのは、
レナータクリニック 統括院長 館山 大輝先生

日本美容皮膚科学会 所属
日本抗加齢医学会 所属

東京立川・新宿で美肌治療のクリニックを開院している痩身と美肌治療の専門ドクター。毎日多くの肌悩みを持つ患者様に寄り添い、世界水準の医療サービスを提供しています。

1. ポテンツァとは

ポテンツァは、肌のたるみやしわ、肝斑、色素沈着、ニキビ跡、傷跡、毛穴の開き、赤ら顔などさまざまな肌トラブルを改善する美肌治療機器です。マイクロニードルと呼ばれる極細針を皮下へ挿入し、針の先端から高周波(RF:Radio Frequency)のエネルギー照射を行うことで、肌の真皮層まで薬剤を深く注入することができます。

<マイクロニードル>+<高周波>+<ドラッグデリバリーシステムの薬剤>によるトリプル効果で、さまざまな肌の悩みを効果的に改善します。

ポテンツァ ドラッグデリバリーシステム

2. 水光注射とは

水光注射は、小じわ、ハリ、乾燥、毛穴、くすみ、トーンアップなどを改善する美肌治療です。極細の針を用いて美容成分を注入します。主成分となるのは高い保湿力を持つ「非架橋ヒアルロン酸」であり、美白製剤、ビタミンC、プラセンタ、CoQ10、スネコス、リジュランなどお悩みに合わせて薬剤をカスタマイズすることができます。

真皮や表皮に細かく注入することで潤いとハリ感のあるお肌に導き、小じわやちりめんジワなどの改善が期待できます。極細の針を使用していく為、痛みはほとんどありません。

3. ポテンツァと水光注射の比較

ポテンツァと水光注射では、薬剤を肌に注入するという点では似ている部分もありますが、注入の方法や正確性が異なります。

ポテンツァのドラッグデリバリーシステムは、針を抜く際に発生する空気圧を利用し、穴を開けた皮膚に薬剤を均等に注入できる技術のことです。これによって、肌の深い部分まで薬剤を効果的に浸透させることが可能です。また、RFによりエネルギー照射を行うことで、出血を防ぎ、肌の真皮層まで均一に薬剤を注入できます。

一方、従来の水光注射では、針を挿入して薬剤を注入した後、表面から薬剤が流れ出てしまうことがあります。そのため、肌の真皮層まで均一に薬剤を浸透させることができず、ポテンツァのほうがより薬剤の効果を高めることができます。

4. ポテンツァと水光注射の効果の違い

ポテンツァは、さまざまなお肌悩みに対応できる柔軟性の高い美肌治療法です。
薬剤の効果に加えて、創傷治癒効果や高周波の効果が加わるため、水光注射と比べ幅広いお肌悩みに対応することができます。
レナータクリニックでよく相談されるお肌悩みとしては、ニキビ、ニキビ跡、毛穴の開き、クレーター、赤みなどが挙げられますが、これらの症状はポテンツァによる数回の治療で改善が期待できます。

一方、水光注射は、注入薬剤の効果が期待でき、肌質の改善や保湿力アップに役立ちます。薬剤の効果のみとなるので、ポテンツァと比較すると回数が多く必要となります。

5. 施術回数の違い

ポテンツァならではのドラッグデリバリーシステムにより、1回目から効果を感じることができます。効果を継続させるためにも、1〜2か月に1回のペースで3回~5回程度の施術をおすすめします。

水光注射では、ドラッグデリバリーシステムがないため、効果を感じるには複数回必要な場合が多いです。5回~10回程度の施術がおすすめです。

6. ダウンタイムの違い

ポテンツァのダウンタイムは水光注射よりも短くなっています。高周波RFは止血効果だけでなく、赤みや腫れを起こしにくくする効果もあります。

針の先端から高周波を照射し、熱で表皮を傷つけることがない為、ダーマペンなど他のマイクロニードル治療と比較してダウンタイムが少ないことが特徴です。また、皮膚を吸引しながら針を刺すことで、肌への負担も少なくなります。数日で赤みが引くため、ダウンタイムが心配な方にオススメです。主なダウンタイムは、赤み、浮腫み、ざらつき、内出血などがあります。

まず、赤みや浮腫みは治療直後から一時的に見られることがあります。数時間後から数日で自然に治まることがほとんどですが個人差があります。保冷剤などで冷やす事により、症状が和らぎやすくなります。また、施術後から、軽い痛みやヒリヒリを感じる事があります。一時的な症状になる為、数日で落ち着きます。ざらつきは、施術後皮膚の表面にかさぶたが形成されることで、触った時にざらつきを感じることもあるかと思います。かさぶたは自然と剥がれ落ちていくので、無理に剥がそうとすると、肌を傷つけてしまう為、なるべく触らないようにしてください。

一方水光注射の場合は、注入された薬液が 蕁麻疹のような状態となって膨らんでみえますが、この注入痕跡は翌日にはほぼ消失します。針穴がポツポツと赤く残ることもありますが、基本的には2~3日で解消します。

注入部位の腫れは、針がさされたことによる炎症と注入された薬剤が吸収されるまで3日ほど続くことがあります。注射針が皮膚の血管に当たることで、内出血が起こる可能性もあります。顔の細かい血管の位置は、人それぞれで違いますので施術が正確に行われた場合でも内出血が伴うことは多いです。特に目の周りや首回りなどの皮膚が薄い部位は、内出血が出やすい箇所です。通常1週間程度で目立たなくなっていきます。

7.施術後のアフターケア

ポテンツァの施術後に内出血が起こることは少ないですが、水光注射の施術後には内出血が起こることがあります。内出血の予防のためにも、施術当日の激しい運動やサウナ、入浴など血流が良くなる行為は控えてください。

また、どちらの施術後も肌が敏感な状態になっているため、日焼けをすることでダウンタイムが長引く可能性があります。 赤みや腫れ、ヒリヒリ感が長く残ってしまう可能性があり、色素沈着のリスクもあるので日焼けをしないよう注意しましょう。また、肌のバリア機能を支え、乾燥から守るために、ワセリンやセラミドを含むクリーム等で肌を保湿しましょう。これらの保湿成分は水分の蒸発を抑え、肌の柔軟性を保ち、外部刺激から肌を守る役割があります。

しっかりと保湿ケアと紫外線対策を行うことで、肌の再生をサポートし、施術効果アップに繋がります。

まとめ

最近は水光注射よりもポテンツァのほうが効果やダウンタイムなどの観点からおすすめです。

新宿、立川でポテンツァを受けるなら、レナータクリニックがおすすめです。
レナータクリニックは、開院当初から美肌治療に特化しています。

レナータクリニックのウェブサイトはこちら

美肌治療の施術実績は10,000件以上にのぼり、豊富な経験を積んだ施術者が担当するため、最大限の効果を発揮できると人気です。
施術を検討する際は、オーダーメイド設定が可能で最適な治療を提案できるクリニックを選ぶことが重要です。

まずは無料カウンセリングのご予約をお待ちしております!

CONTACT