COLUMN DETAIL
サブシジョンとキュアジェットの違いとは?違いを徹底解説
サブシジョンとキュアジェットの違いとは?違いを徹底解説
美肌治療

「ニキビ跡治療をしたいけどどれがいいかわからない」
「痛みが心配だから針を使わずに施術したい」
「最近よく聞くサブシジョンとキュアジェットの違いを知りたい」
など、ニキビ跡治療のお悩みが多くあるかと思います。
ニキビ跡の凹凸やクレーター肌を改善するための治療法には、いくつかの選択肢があります。
人気の「ポテンツァ」をはじめ、針を使用する「サブシジョン」、そして針を使用しない「キュアジェット」などが挙げられます。
特に比較されるサブシジョンとキュアジェットの違いを知りたい方も多いかと思います。
前回の記事では、キュアジェットについて詳しく紹介しました。
そこで今回はサブシジョンとキュアジェットの違いについて詳しく解説します。
それぞれの治療法のメリットやデメリットを理解して、ご自身にあった治療法を見つけてみてください。
ニキビ跡治療でお悩みの方は必見です!
記事監修医師プロフィール
今回解説するのは
レナータクリニック 統括院長
館山 大輝先生
レナータクリニック院長先生
日本美容皮膚科学会 所属
日本抗加齢医学会 所属
東京立川・新宿で美肌治療のクリニックを開院している痩身と美肌治療の専門ドクター。毎日多くの肌悩みを持つ患者様に寄り添い、世界水準の医療サービスを提供しています。
目次
サブシジョンとはどんな施術か
サブシジョンは、医療用の特殊な針を用いて行う治療法です。
ニキビ跡による凹凸やクレーター状のへこみを改善する目的で行われます。
この治療は、皮膚の下にある硬く癒着した線維組織を切断・剥離し、引きつれによって下方向に引っ張られた皮膚をなだらかに持ち上げる方法です。
針で癒着部分を丁寧に切り離すことで皮膚が自然な位置に戻り、へこみが改善される効果が期待できます。
サブシジョン治療の流れと治療後の注意点
①局所麻酔の注射を行う。
②麻酔がかかった部分に、カニューレ(医療用の特殊な長い針)を挿入する。
③針を前後に皮下で動かし、皮膚の下にある硬い線維の束を切断する。
④止血圧迫をして治療が終了。
洗顔、シャワー、入浴は治療当日から、化粧は翌日から可能です。
サブシジョンの効果が発揮できるニキビ跡・クレーターの種類
① アイスピック型ニキビ跡
アイスピック型ニキビ跡は、アイスピックで刺したかのようなV字の断面をしています。このタイプは真皮層より深くまで達していることが多く、治療の難易度が高いのが特徴です。そのため、サブシジョンでは改善が難しいとされています。
② ローリング型ニキビ跡
ローリング型ニキビ跡は、大きくゆるやかにくぼんでいるのが特徴です。真皮が筋膜に癒着しているため、皮膚が線維によって内側に引っ張られ、波打つような見た目になります。このタイプのニキビ跡にはサブシジョンが特に有効で、癒着を解消することで改善が期待できます。
③ ボックス型ニキビ跡
ボックス型ニキビ跡は、表面が四角や円形にくぼんでいるのが特徴です。箱のような形に見えるためこの名前がついています。特に深さがあるものに対してもサブシジョンは効果的で改善が見込まれます。
サブシジョンとキュアジェットの違いとは
まずサブシジョンとキュアジェットの違いは、針の使用の有無です。
キュアジェットは針を使用せず、霧状のジェット噴射で薬剤を皮膚の浅い層から深い層まで浸透させる治療法です。
ノズルから薬剤を秒速500mのスピードで噴射する技術により、ニキビ跡のへこみの原因となる組織を切断します。
一方、サブシジョンは局所麻酔後に長い針を挿入して施術するため、痛みが強く皮膚への負担も大きいです。
そのため、痛みが苦手な方や金属アレルギーのある方、また皮膚への負担を避けたい方には、キュアジェットが適しています。
さらに、サブシジョンとキュアジェットの違いは効果にもあります。
例えば、サブシジョンでは治療が難しいとされるアイスピック型のニキビ跡にも、キュアジェットは対応が可能です。
サブシジョンのメリットとデメリット
サブシジョンのメリット
・狙った層にアプローチできる
熟練した術者であれば、狙った層へ針を進めることができます。
・皮膚の再生を促す
真皮層を刺激することで皮膚の再生が促進され、肌の質感が改善されます。
サブシジョンのデメリット
・色素沈着が現れる可能性がある
個人差はありますが、施術後に色素沈着が現れ半年から1年程度続くことがあります。
・ダウンタイムが長い
サブシジョンは針を直接皮膚深部へ挿入する施術です。
組織のダメージなども非常に大きいためダウンタイムが長いのが特徴。
・アイスピック型のニキビ跡には効果が薄い
サブシジョンは繊維組織を切り離す施術です。
そのためV字型に深く凹んだアイスピック型のニキビ跡には効果があまり期待できません。
・施術中の痛みや不快感
長い医療用の針を皮膚に挿入し皮下で前後に動かすため、痛みや不快感を伴うことがあります。
・大きなニキビ跡には複数回の施術が必要
ニキビ跡が大きい場合は1ヶ月程度の間隔をあけ、複数回の施術を繰り返す必要があります。
・腫れや内出血などの副作用リスク
ダウンタイムが長く、さらに施術後に腫れや内出血、赤み、痛みなどの副作用が生じるリスクが大きいです。
サブシジョンよりキュアジェットが向いている人
・ニキビ跡やクレーターに悩んでいて早く改善したい
・皮膚に針を刺さない痛みの少ない施術をしたい
・ダウンタイムを最小限に抑えたい
・ローリング型のニキビ跡・クレーターを治したい
・ボックス型のニキビ跡・クレーターを治したい
・ニキビやクレーターだけでなく、毛穴の開きや小ジワにも悩んでいる
・針を使わずに薬剤を皮膚に注入できる最新機器に興味がある
キュアジェットがおすすめな理由
キュアジェットはサブシジョンとは大きく異なります。
世界初の針を使用しない「マイクロサブシジョン」技術を利用します。
それにより、ジェット噴射の力でニキビ跡の原因となる線維化組織を切断し、肌の凹凸を改善します。
さらに、キュアジェットはニキビ跡やクレーター治療に特化している比較的痛みの少ない治療法のため、皮膚への負担がかかりません。
また、キュアジェットは施術と同時にジュベルックやリジュランなどの薬剤注入が可能です。
そのため、肌の若返りや真皮内のコラーゲン生成もサポートできます。
ニキビやニキビ跡、クレーターなどの改善だけでなく、肌がなめらかにしたい方にはキュアジェットがおすすめです。
レナータクリニックとは
新宿、立川でキュアジェットを受けるなら、レナータクリニックがおすすめです。
レナータクリニックは、開院当初から美肌治療に特化しています。
レナータクリニックのウェブサイトはこちら
美肌治療の施術実績は10,000件以上にのぼり、豊富な経験を積んだ施術者が担当します。そのため、最大限の効果を発揮できると大人気です。
施術を検討する際は、オーダーメイド設定が可能で最適な治療を提案できるクリニックを選ぶことが重要です。
まずは無料カウンセリングのご予約をお待ちしております!